BUDDHA
手塚治虫先生の代表作の一つに「ブッダ」があげられますが、
それを英訳して出版している会社がNYにあります。 Verticalという日系出版社なのですが、本来はマンガよりも小説の翻訳に力を入れており、鈴木光司さんの「リング」や塩野七生さんの「コンスタンティノープルの陥落」など、日本でも人気、クオリティのある小説を数多く扱っていると定評のある会社です。 そのブッダが、去年 Harvey Award for Best American Edition of Foreign Material、ハーヴェイ賞 外国書籍部門 最優秀賞、とでも訳せば良いんでしょうか、そう呼ばれる、こちらの優秀なマンガ、コミックに贈られる賞を受賞しました。 ![]() * で、私は別にこちらの会社の回し者じゃないし、宣伝するつもりはないですが、実はもう一つの私のボランティア先(インターンとも言う?笑)でもあります。
何をしてるかと言うと、デザインやってる人のアシストとかをやらせて頂いてます。しかもこのBUDDHAのです。 前に、アメリカでは日本式の読み方の、つまり左読みのマンガが主流になりつつあると描きましたが、こちらの会社ではちゃんと右読みに直して出版してます。 で、元の日本語版を反転して、英語の台詞を入れたり、書き文字や効果音を英語で入れる作業のお手伝い等やってます。 手塚先生の絵をいじれる機会なんてそうそうないですからね(笑)それなりに楽しんでやってますよ。 しかし、さすがにディズニーのマンガを描いただけあって、昔のマンガでも絵が英語にマッチしますね。あまり古さを感じさせません。 ![]() こういうのを見ながら英語での効果音なんかも勉強してたりします(笑)。 効果音はその国の言語や文化背景によって音がずいぶん違いますから、比べてみると面白いもんです。 よくこっちの子供たちが日本語を勉強するときに、日本のマンガを使ったりしてますが、日本のマンガの多くが英訳されて出版される時代になったのですから、逆に英語を英訳マンガで学ぶというのも有りかも知れませんね(笑) ちょうど、ハリーポッターを英語、日本語訳両方買って勉強している人のように。マンガは小説と違い、視覚的な要素もあるので、もっと効果的かも知れませんね。 前に日本語がペラペラなメキシカンに会ったんですが、彼はジャンプの人気マンガ「ワンピース」の愛読者で、英語版と日本語オリジナルの単行本全部揃えており、更にアニメーションの声をMDに録音して聞いていたという徹底ぶり。 短期間で習得したとは思えないほど自然な日本語しゃべってました。 コロンビア大学の大学院学生で、元々優秀だったというのもあるんでしょうけど。 ま、それはさておき、この本amazonやebayでも評判は上々のようです。 実は一巻を買って友達に送ったんですが、結構喜ばれました。20年以上も前のマンガのはずなのに、未だに古さを感じさせない手塚先生の絵やストーリー作りには頭が下がります。 #3 Peace Sis! I love the site#6Thanks!
![]() #106 BUDDHA手塚先生の『ブッダ』が、アメリカ人に伝わるとは! やはり one and only というか、始まりにして全てというか。僕は火の鳥の方が好きです、主観的に。
#107 BUDDHAHaiさん>
初めまして、コメントありがとうございます。 そういえば、コミコンのおりにVerticalのブースに来たアメリカ人で、ブッダのファンだという人が、何人か来ておりました。 実はこの会社、チップ・キットさんというこちらでもなの知れた書籍デザイナーの方を起用してるんです。 彼のデザインも普及に一役買っているのではないでしょうか。 何しろ、30年近く前の手塚先生の絵を、斬新なカットで新しく見せてますから。 ブースに訪れた人の仲に、火の鳥は無いのか、ときいてきましたが、確かそれは既にVIZが書籍化してましたね。 |
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