アメリカMANGA事情2(Shyojo Manga)
今年の日本の夏も暑くて大変だったようですね。こちらは夏も終わりのせいか、ちょっと過ごしやすくなってきました。
HPの日本語ページも進行中で、そっちはだいぶ固い内容なので、このブログではくだけた感じで行こうと思っています。 さて、最近某出版社からいくつかの進行中のプロジェクトのサンプル絵を頼まれたんですが、ジャンルも幅が広くて結構勉強になります。 が、あたしには、どうしてもこれはできない、という鬼門があります。 それはズバリ、少女マンガ、です・・・ いあ、あたしも女なんですけど、あれだけはアカン。 恋愛は描けるでしょう。エロマンガもやる気になれば描けると思います。 でも、少女マンガだけはだめです。無理です。 絵の感じが違うってのも大きいですが、それはさておき・・・ 理由の一つとして、まずあの美しすぎるヤロウども?に違和感感じてしょうがない。 少女マンガ以外の世界では生息しないクリーチャーだと思ってます。 あたしが描くとどうしたってもうちょっと男臭い男になっちゃいます。それでも編集の人には「もっとちゃんと男を描け!」って叱られてましたけど(笑) それに偏見かも知れませんが「きれいな男→ゲイ」みたいなイメージあったりする。個人的にはゲイの人たち好きですけど。頭いいし、楽しい人多いし。 * こっちは土地柄、ゲイの人が多いんですが、ゲイは確かにきれいな男の人多いです。
目の保養にはなりますが、大抵そういう時「化粧したらきれいになるだろうな〜」とかアホな妄想してしまう。 あ、でもいわゆるニューハーフの人って下手すると女の人よりもきれいで見とれてしまうことよくあります(笑) 個人的には単純ノーマルなのが好みなので、筋肉も程々に、ごつごつした感じのがやっぱり男らしいと思うし、惹かれます。 ちなみに日本の男の子たちはゲイに人気があるとかないとか・・・ まあ少年マンガの世界にも無理っぽい女の子とか存在するから、どっちもどっちなんですけどね。 あたしも少女マンガは読みますよ。 好きなのは岡崎京子さんとか、安野モヨコさん、桜沢エリカさん・・・ほとんどレディコミのノリですな(笑)でもいわゆる正統派の少女マンガはやっぱり違和感があって途中で放り投げてしまうモノが多いかもしれません。 一番好きな少女マンガ家さんは吉田秋生さんです。 でもあの人のも、やっぱり、いわゆる正統派じゃないですもんね。 こっちでも人気あります。友達で日本のマンガフリークがいるんですが、この前会った時に英語版のBANANA FISH3巻を持ってました。 「ちゃんとNYが描かれてる、すごい」と言ってました。 最近こっち、いわゆる少女マンガがブームです。 その理由の一つとして、いわゆるアメコミの世界に女の子の居場所がなかったから、ってのが大きいと思います。 スーパーマンとか、スパイダーマン、バットマンとかいわゆるアメリカンヒーローの世界は男の子達の聖域ですから。 なので、日本のMangaの購買層の大半はこっちの女の子達なんです。 で、日本のマンガは確かに人気があるんですが、権利を買うのに非常にお金がかかるので、アメリカでオリジナルのMANGAをだそうという動きが出てきてます。 少女マンガももちろんターゲットになってます。最近むしろ関心が高まってるのはそっちかも知れません。 ちなみにあたしも、某出版社の編集の人から「描けない?」と聞かれましたよ。 つか、あたしの劇画ばりの絵をみて聞いてくるのは相当なチャレンジャーですな(笑) でも上でも書いたように、無理なものは無理なので、「無理です」と答えたら、「誰かいないか?」とか聞かれました。 どうやら少女マンガ家の需要が結構あるみたいです。 そこの会社、既に何冊か日本の少女マンガ家さんと直に交渉してオリジナルの少女マンガ何冊か出してます。 じっくり読んでないのでコメントはできませんが。 上の方で散々こき下ろしてしまいましたが、あたし個人としては、少女マンガ描ける人は尊敬しています。なぜって、ギャグマンガはのぞいて、描く上で一番センスが要求されるマンガだと思ってるからです。 ある意味詩的な世界ですから、それを表現するというのはやはり並大抵なことではないと思います。 今まではそれが日本人にしかわからない世界だと思ってたんですが、アメリカでもそういうのが受け入れられるようになってきたというのは嬉しいことかも知れませんね。 |
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