Censorship
こっちの図書館でのマンガワークショップで、描き方を教えていますが、毎回同じような事を子供達に言ってます。
それは 「ちゃんとラフスケッチから描くこと」 これが簡単なようで、なかなか難しい。 あたしは子供達に絵を教えるときに、わかりやすいように鉛筆で、まずラフな絵から、だんだん細かいデッサンまで、手順を追って描いてみせたりしています。 しかし、ほとんどの子供達はなかなかその手順を踏まずにいきなり服からとか、髪からとか、手とか目から描き始める子供すらいます。 漫画そのものがよくわかっていない年少組はそれでもいいので、むしろ描く楽しみを邪魔しないようにそのまま描かせたりしておだてあげたりその気にさせます(笑) ところが、マンガを知ってる10代の子供達にはそういうわけに行かないので、まず簡単なラフを描かせてアタリを取らせるところから始めるわけですが。 で、ある程度上手い生徒でも、やっぱり服とか目とか、髪から描き始める子供達が多いわけですよ。 なので、 「まず、人間の裸を描いてみよう、そっから服を着せてみよう」 と言うわけです。 服が描けるのに裸が描けないわけがないとかなんとか言いくるめて描かせたりします。 で、たまに、それが「恥ずかしい」という子供がいるんですが。 いやいや、裸ったってディティールなんか描く必要ないし(笑) よくこっちの子供は早熟だって意見もありますが、カソリックの生徒なんかはすごいまじめな子供とかもいますしね。そういう免疫のない子供もままいます。 あたしのアメリカ人友達で、日本の漫画や映画等のバイオレンスな描写にショックを受けてるのもいましたし。* で、最近気になったニュース。
持ってき方は無理矢理だったけど、これが今回の本題。 前置き長くてすみませぬ。 これはリンクして頂いているceenaさんの「英語でアニメマンガ!」でもいち早く取り上げられてましたね。詳しく知りたい方はそちらを見て頂いたほうがいいかと思います。 ざっと説明すると、16歳の男の子が例の本を図書館のアダルトセクションから借りたら、そこには漫画のセックス描写を取り上げた絵があったのを母親が発見して、抗議した・・・と、おおよそこういうことらしいですが。 つか、健康的な16歳の男の子が性に関心がなかったら、そっちの方が怖いわw 日本じゃ漫画でこういう事を色々学んだ男の子は結構いるんじゃないでしょうかねw それに、アダルト向けのセクションにある本を未成年に貸し出した図書館側の責任の方がむしろ大きいように思いましたが。 これじゃ、まるで本そのものが悪いみたい・・・ そういや、前にDel Rayの編集者Dと食事したときに、アメリカにおいての検閲の話も少ししました。 彼曰く、 「Sex描写はいい。バイオレンスもいい。最もタブーなのは、セクシャルバイオレンスだ」との事でした。 片方だけなら、まあ良いわけね・・・ で、Del Rayでは日本の人気青年漫画「バジリスク」を手がけてますが、これは出版までこぎ着けるのに結構大変だったらしいです。 1年ほど前にお会いした、Del Rayの編集長のB女史も、「すばらしい作品なのだけど、難しいかもしれない」と言ってましたしね。 日本で仕事していたときでも、編集さんに、禁止用語とか注意された事が何回かありました。 なんでもPTAとか宗教系からいちゃもんをつけられる可能性もあるから、って事だったんですけど。 それ聞いて、「きびしーなあ」、とか思ってたんですが、アメリカのそれは日本どころの話じゃないですね。 しかし、厳しく取り締まってる割には性犯罪とか、その凶暴性は日本をはるか上回ってる気がしますけど・・・ あと、子供が子供産んだりとか。 そういや、ちょっと話がそれますが、つい先日もオクラホマでの殺人事件(少女を殺して食べた男)がありましたね・・・このアンダーウッド被告も日本のマンガ、アニメのファンだとかで、アメリカの掲示板?でも宮崎勤が引き合いに出されていました。 なんか、こういうのも流れを変に後押ししそうでやな感じ・・・ 日本でも宮崎勤の事件以降、アニメファンやアニメそのものに対する風当たりが一時期強くなったように記憶してます。 アメリカなんかそれ以前にエド・ゲインとか、ジェフリー・ダーマーとか、凶悪犯罪者はいっぱいいたし、日本だって阿部貞とか、佐川一政とかマンガやアニメに関係なくてもいたわけだから。 まあ、マンガが有害だと騒がれるのは今に始まった事じゃないですけどね。 こういう事件も今後の検閲とかに反映されるんでしょうかね。 つか、子供達にもしも裸を描かせようとしている事が親にバレたらあたしもクレームきたりしてw つらつらと、思った事を書いてみました。 まとまりつかなくてすみません。 #158 Censorship#159 Censorshipというか規制した方が犯罪が増えるのはよくあること。
日本が犯罪少ないのは経済面での問題や 移民国家でないというのも大きいけれど 性犯罪については代替消費がうまいからだと思うのだが。 申告比率が一定以上少ないのを考慮したうえで。 (韓国などとも比較して) もっともそれが少子化やセックスレスを さらに促進しているような気もしますけど。 映画の方はちゃんと規制してるんでしょうか? 映画なんかも普通にHシーンが大抵の場合ありますが・・・。 影響のことを言うと 影響されて犯罪をした人は表面化されますけど 代替消費で犯罪をしなくて済んだ人は全く表面化しないということです。 私は後者のほうが断然多いと思ってます。 そのため特に二次作品で成人向けに関して私は極めて寛容です。 #161 Censorship 漫画やゲームが与える影響より、実写の映画やドラマが与える影響より、「現実に起きている事件、当事者の生きている環境」 の与える影響の方が間違いなくでかいですよ。
その当たり前をごまかすために、ライフル協会やら何やらがうごめいてそういう話を言い出す。 アメコミもコミックコードで長い間ヒーローコミック以外全滅という状況になっていたしねぇ。 と。 切って捨てるのはそれはそれで安易なんですが、以前オタキングこと岡田のトシオちゃんが書いていたテキストで、欧米キリスト教圏の文化圏と日本では、「子供文化」ってものに対する根本的な意識が違っていて、それが日本の漫画やアニメなどのオタクカルチャーの発展に関係している、というよーなのがありました。 欧米では子供文化というのは、「立派なキリスト教徒である大人が、子供に対して与えることで立派なキリスト教徒へと育てるためのもの」 が、「子供文化」 。 けれども日本では、「子供の自発的な遊びの意識から生まれるもの」 が、「子供文化」。 欧米人がやたらマッチョイズムや、成熟する事を美徳にする事や、またそういう教導的正しさへのカウンターとしてのサブカルチャーが生まれたりするのもそういう素地があるからで、それらの 「キリスト教的倫理観などに類する、絶対的な規範に子供を導かねばならない」 という意識がさほど無い分、日本ではわりあいおおらかにでたらめで猥雑な子供文化が出来、それがそのままオタク文化になっていった、と。 だから欧米はまず先に規制ありきで、日本は何か目立つ事件が起きない限りはいい加減、という感じになりやすいんだろうなぁ、と。 日本のその、やたらこどもを性善説的に捉えすぎるのも、それはそれでバランス悪いなとは思いますけどもね。 #162 Censorshipあれれ、書いたと思ってたレスがいつの間にか消えてしまった・・・
と言うわけでもう一回。 お茶妖精さん> どうもです。 住み分けが必要と言うのは私も同感です。 あと、子供に与える影響ってのは別にマンガや映画からよりも実生活での出来事がほとんどだと思うのに、それをすべておっ被せられてもなあと、思ってみたりしました。 おーいおいさん> 初めまして、書き込みありがとうございます。 >というか規制した方が犯罪が増えるのはよくあること。 これは本当にその通りだと思います。 あと、規制ってのもそうですが、「子供のため」と言うよりも「大人の事情」での規制が多いような気もします。 日本じゃ年端も行かない子供の自由意志を尊重しろなんて騒いでる怪しい協会もいますが。 >影響されて犯罪をした人は表面化されますけど 代替消費で犯罪をしなくて済んだ人は全く表面化しないということです。 私は後者のほうが断然多いと思ってます。 全く同感です。 へぼや萬年堂さん> お久しぶりです。 >漫画やゲームが与える影響より、実写の映画やドラマが与える影響より、「現実に起きている事件、当事者の生きている環境」 の与える影響の方が間違いなくでかいですよ。 本当にその通りだと思います。 欧米文化を語るにあたり、切っても切り話せないのがキリスト教でしょうね。 そういえばこの騒ぎに関連した記事を読んでいて、ある英文の記事を見つけたのですが、http://www.huffingtonpost.com/barry-yourgrau/bad-manga-and-other-bits_b_19849.html これによるとテキサスの学校の教科書にはconjure(呼び起こす、呪文等をつかう、手品を使う)とか、imagine (想像する、空想する)等の単語が使われていないそうです。 理由は、witchcraft、つまり魔法を連想させるからだそうですよ。 |
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いくらかの住み分けは必要だと思います。